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内容 研究発表
9巻2号2004年
Page 27
題名 菌体に活性汚泥を利用した有機物負荷量計の実用化検討
Title Application of BOD biosensor using activated sludge for the measurement of organic loading
著者 ○古屋勇治(富士電機アドバンストテクノロジー(株)),中山 敬(富士電機システムズ(株)),林 隆造(王子計測機器(株)),中林 昭(月島機械(株)),田中良春(富士電機アドバンストテクノロジー(株))
Authors ○Yuji Furuya1,Takashi Nakayama2,Ryuzou Hayashi3,Akira Nakabayashi4,Yoshiharu Tanaka1 1FujiElectric Advanced Technology Co.,Ltd,2
著者表記
著者表記(英)
著者勤務先名
Office name
著者所属名
キーワード バイオセンサ,活性汚泥,有機物負荷,曝気制御,送風量
Key Words Biosensor,Activated sludge,Organic loading,Aeration control,Airflow
概要  曝気のための消費電力は、下水処理場のエネルギー消費の中でも大きな割合を占めている。現状、活性汚泥法を用いている下水処理場では、反応槽の送風量は流入水量もしくは反応槽のDO値を指標にして制御を行っている。理想的には、流入負荷量の計測と負荷量に応じたきめ細かな送風量の制御が出来れば、曝気のための消費電力量を削減し、処理施設全体の省エネにつなげられる可能性がある。本研究では、水質および水量より算出した負荷量を用いて送風量の制御を行うために、流入有機物をリアルタイムに計測する装置として活性汚泥微生物を利用した有機物負荷量計(バイオセンサ)の実用化を検討した。活性汚泥膜を利用した有機物負荷量計で、最初沈殿池越流水の有機物負荷変動を計測できた。また、計測値は溶解性BOD5と比較的良い相関性があった。
Abstract Aeration energy in the activated sludge process occupies a large ratio in a whole energy consumption of a sewage treatment plant. Airflow rate to aeration tank is usually controlled using influent flow rate or DO value in the reactor as an index. If aeration is controlled using organic loading to aeration tank, aeration energy will possibly be reduced further. We examined the applicability of a BOD biosensor which use activated sludge as microorganism to metabolize organic content in sewage influent for the measurement of organic loading, and succeeded to measure the soluble organic material.
 
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