内容 |
特集 |
巻 |
12巻1号2007年
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Page |
24
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題名 |
無触媒メチルエステル化法を用いたバイオディーゼル燃料の製造- 国内の廃食用油への応用とアジアの油糧資源への展開の可能性 -
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Title |
Production of Biodiesel Fuel by Use of Non-Catalytic Alcoholysis Reaction |
著者 |
鍋谷浩志, 萩原昌司 |
Authors |
Hiroshi Nabetani, Shoji Hagiwara |
著者表記 |
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著者表記(英) |
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著者勤務先名 |
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
Office name |
National Food Research Institute, NARO |
著者所属名 |
食品総合研究所食品工学研究領域 |
キーワード |
バイオディーゼル, 廃食用油, 無触媒メチルエステル化法, 過熱メタノール蒸気, 超臨界メタノール |
Key Words |
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概要 |
地球温暖化等の問題を背景に、動植物油脂を原料としたディーゼル代替燃料(バイオディーゼル燃料)の利用が注目されている。 特に、国内においては廃食用油を原料としたバイオディーゼル燃料の製造が検討されているが、現在実用化されているアルカリ触媒を用いた油脂のメチルエステル化は、反応後の精製工程に大きなコストを要するといった問題を有する。本稿では、アルカリ触媒法における問題点を解決するために提案されている触媒を用いないバイオディーゼル燃料製造法(超臨界メタノール法、STING法および過熱メタノール蒸気法)に関して、研究開発の現状を紹介するとともに、これらの技術の廃食用油への応用とアジアの油糧資源への展開の可能性に関して考察する。 |
Abstract |
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