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内容 |
論文 |
巻 |
6巻2号2001年
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Page |
15
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題名 |
光ファイバーケーブル心線管理システム
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Title |
The Optical Fiber Cable Management System |
著者 |
筒井和雄.福島学.,林真智樹.,小畠信男.,濱口清史.,斎藤仁.石丸伸裕((株)日立製作所) |
Authors |
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著者表記 |
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著者表記(英) |
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著者勤務先名 |
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Office name |
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著者所属名 |
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キーワード |
光ファイバーケーブル、地理情報、心線管理 |
Key Words |
optical-fiber-cable, sewers, fiber-cable fault, OTDR, Geographical Information System |
概要 |
高度情報化の基幹施設である光ファイバーケーブル網の布設が、河川や道路、下水道管渠内の空間などを利用して急速に拡大している。この光ファイバーケーブルの刻々と変化する布設や使用状況を24心から1000心にも及ぶ多心光ファイバーケーブルの心線ごとに、効率的にかつ正確に維持管理する「光ファイバーケーブル心線管理システム」を開発した。このシステムは、膨大な量の心線布設状況を地理情報上で管理する心線管理機能と、ケーブル障害の常時監視をする心線監視機能を有し、生涯位置の迅速・正確な検出、地図上位置の自動表示を実現したので報告する。システム構成を添付図に、主な特徴は下記に示す。(1)4次元(3時限+時間)地理情報システムによる図形の時間履歴管理基盤となる地理情報システムは、3次元表示と時間管理を統合して処理する。過去、現在、未来の時間履歴データが図形情報に埋め込まれており、時間によるデータ検索、編集を高速に処理する。(2)線接続画面の自動生成によるデータベース容量の低減、及びデータ更新時の工数低減心線接続図は、接続箱の接続位置関係により自動生成するため、複雑な接続情報を正確、かつ迅速に処理する。分岐点の管理により、分岐に伴う管理対象の爆発的な増加や構成の変更に容易に対応する。(3)心線の常時監視による障害位置の迅速・正確な検出と地図上位置の自動表示光ファイバーケーブルの予備心線を利用して光ファイバーケーブルの断線障害を検知する。光パルス試験器(OTDR)により、予備心線の常時監視をし、障害が発生すると、障害地点を追跡し地図上に自動表示する。(4)心線ルート追跡起点から終点までの条件指定により、光ファイバー心線のルート追跡ができ、開通ルートの確認や空きルート検索が迅速に処理する。 |
Abstract |
The laying of optical-fiber-cable networks―a key facility of the advanced information society―along riverbeds, roads, and sewers is rapidly being expanded. The condition of existing networks is therefore continuously changing. Accordingly, a new optical-fiber-cable management system for accurate and efficient maintenance of all the fibers (from 24-up to 1,000-fiber optical-fiber cables) in these networks has just been implemented. This system provides a fiber management function to manage the status of a huge amount of deployed fiber in conjunction with geographical data and a fiber monitoring function for monitoring fiber-cable faults. |
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