内容 |
研究発表 |
巻 |
15巻2・3号2010年
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Page |
109
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題名 |
限外ろ過膜のウイルス除去性能に及ぼす凝集処理の影響評価
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Title |
The Effect of Coagulation Process on Virus Removal by Ultrafiltration for Water Reuse |
著者 |
西田佳記1),山下尚之1),田中宏明1),花田茂久2),谷口雅英2),北中 敦2) |
Authors |
Yoshinori Nishida, Naoyuki Yamashita, Hiroaki Tanaka, Shigehisa Hanada, Masahide Taniguchi and Atsushi Kitanaka |
著者表記 |
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著者表記(英) |
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著者勤務先名 |
1) 京都大学, 2) 東レ(株) |
Office name |
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著者所属名 |
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キーワード |
下水再生水、限外ろ過(UF)膜、ウイルス、凝集、PAC |
Key Words |
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概要 |
下水再生水の衛生学的安全性の確保のために5 log 以上のウイルス除去を目標とし、凝集処理
と限外ろ過(UF)膜処理を組み合わせた下水再生プロセスを検討し、ウイルスの除去性能を評価し
た。UF の前段に凝集または凝集沈殿を行う1 段凝集プロセスと凝集沈殿と凝集を併用する2 段
凝集プロセスを検討したところ、2 段凝集プロセスのみが約8 log と目標を達成することが出来
た。各処理工程別、ウイルスの存在形態別に分けて除去率を調べたところ2 段凝集プロセスの
UF 膜での除去率が1 段凝集プロセスに比べて高い値となった。 |
Abstract |
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