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内容 |
特集 |
巻 |
10巻2号2005年
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Page |
14
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題名 |
合流式下水道における問題点とその量的管理
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Title |
Problems of Combined Sewer System and Its Quantitative Approach |
著者 |
市川 新1*・山下 三男2 |
Authors |
Arata Ichikawa1* and Mitsuo Yamashita2 |
著者表記 |
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著者表記(英) |
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著者勤務先名 |
1福岡大学大学院 工学研究科 資源循環・環境工学専攻 教授 |
Office name |
1Professor, Recycling and Environmental Engineering, Graduate School of Fukuoka University |
著者所属名 |
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キーワード |
CSO, 合流式下水道改善, 長期観測, 分布型モデル |
Key Words |
CSO, rehabilitation, long term observation, distributed model |
概要 |
本論文では、下水道の発展の歴史を概観し、現在多くの都市で建設されている合流式下水道の抱える問題点について述べている。合流式下水道の改善を行うためには、実測による実態の把握が必要であるが、降雨という不確定な事象を対象とせざるを得ず、解析が困難である。そこで提案されているのが、分布型モデルを用いて類推するという方法論である。近年、欧米では管内及び開水路における雨水の追跡モデルはほぼ完成の域に達しているため、それらに流入する雨水量を推定できれば、様々な条件の下での予測が可能になる。具体的には、特定の流域に対して、どのような雨水モデルを適用したらよいか、そのモデルのパラメータをどうやって同定するか、そして雨水モデルに入力する降雨データをどうやって準備するかという問題を克服しなければならない。そのためには、「観測者」と「モデル研究者」の交流と協力が不可欠であり、学会や国がイニシアティブを取って研究を推進する時期が来ていると思われる。 |
Abstract |
In this paper, the authors overviewed the development of sewer system and pointed out the problems to be solved. CSO (Combined Sewer Outflow) is one of the keen issues. In order to overcome CSO problem, it is essential to manifest the state-of-arts on the overflow from the outfalls. But it is hard to measure the actual conditions, because it used to happen on the rainy condition with uncertainty event. Then the estimation by the distributed model is required as another approach. Recently, in Europe and United States, the hydraulic calculation soft wares for open channel and pipeline had been developed. The next topic is how to provide the hydrographs from sub-basins to these models. This paper proposed a trail model for the subcatchment. To shape up this procedure, collaboration of engineers of observation and modeling is requested. |
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