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1巻3号1997年
Page 1
題名 廃水処理施設の計測・制御・自動化技術をどうすれば開発途上地域へ適用できるか −米・英における経験から−
Title "EXPERIENCE IN INTRUMENTATION, CONTROL AND AUTOMATION OF WASTEWATER FACILITIES IN THE U.S.A AND IN ENGLAND WHICH SHOW HOW SUCH
著者 "William F. Gaber P .E., D. E. E.(ロヨラ・メリーモント大学)"
Authors
著者表記
著者表記(英)
著者勤務先名
Office name
著者所属名
キーワード
Key Words "Instrumentation, Control and Automation (ica), Personal computer(PC), wastewater treatment, biological processes, process dynam
概要 廃水処理施設の計測・制御・自動化は、まず資金的に余裕のある国々における大規模場な処理施設から始まった。それらは特定の施設を対象としたシステムであり、高価な大型コンピュータや、元々は他の用途のために開発されたセンサーを用いたものであった。しかし、そのようなシステムは明らかに規模の小さな施設や、あるいは、資金が不足し勝ちな開発途上国の施設にそのまま適用できるものではなかった。また、それらは、処理場で利用されている生物学的なプロセスには必ずしも詳しくはないコンピュータ・エンジニアやシステム・エンジニア等の専門家によって設計されたものであった。このような初期のシステムが廃水処理施設には必ずしも適さないことが明らかになるにつれ、処理場の運転管理者達は、制御システムについて学び,廃水処理施設の厳しい条件下でも機能する実用的なセンサーを用い,生物学的プロセスのダイナミックスに関する知識に基づいて、パソコンレベルのコンピュータ上で制御システムを構築してきた。本報では、処理場の運転管理者達によってそのように構築された、開発途上地域を含む全ての施設に適したシステムの例について紹介する。
Abstract "Instrumentation, control and automation of wastewater facilities were first attempted in large plants in wealthier countries. They were based upon expensive main frame computers, designs specific for a single facility, and sensors which had been developed for other industrial uses. They were obviously not suitable for small plants or for World Areas which were Developing and funds were limited. They also were designed by specialists in computers and systems who were not familiar with biological systems used in treatment plants. As these initial systems proved unsuitable, plant operational people learned about control systems and designed controls based upon ""PC"" type computers, knowledge of biological dynamics, and with sensors able to function in the hostile wastewater environment. Examples of such operator designed systems suitable for all facilities including Developing World Area are given."
 
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