内容 |
研究発表 |
巻 |
7巻2号2002年
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Page |
151
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題名 |
メタン発酵効率向上のための難生分解性物質前処理技術の開発
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Title |
Development of pretreatment process for improved methane fermentability of not-readily biodegradable organic wastes |
著者 |
○山澤 哲,後藤雅史,多田羅昌浩(鹿島建設(株)) |
Authors |
"Akira Yamazawa, Masashi Goto, Masahiro Tatara(Kajima Technical Research Institute)" |
著者表記 |
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著者表記(英) |
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著者勤務先名 |
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Office name |
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著者所属名 |
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キーワード |
難生分解性,前処理,可溶化,爆砕,メタン発酵 |
Key Words |
"Not-readily biodegradable, Pretreatment process,Liquefier, Heating/Pressure-Reduction process, methane fermentation" |
概要 |
筆者らは,高温メタン発酵システム(メタクレス)を有効に適用できる廃棄物種の拡大を目指している。特に,国内の下水処理場などから年間1億トン(湿ベース)に近い量が排出される余剰汚泥は,微生物バイオマスでありメタン発酵にほぼ理想的なC(CODcr):N:P 比を維持しながらその分解率,ガス化率はきわめて低い。本研究では,水の断熱膨張を応用した物理的前処理装置を製作し,メタン発酵の前プロセスとして使用することで余剰汚泥の生分解性改善を試みた結果,生分解性の向上が可能であることが示された。しかしながら,生分解性の改善が直接メタン発酵特性,とりわけ分解率(ガス化率)の向上につながらない場合があることもまた,明らかとなった。 |
Abstract |
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