内容 |
研究発表 |
巻 |
29巻2/3号2024年
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Page |
156
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題名 |
生ごみ分別回収済の可燃ごみを炭化処理することによる温室効果ガスの排出削減効果
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Title |
The Estimated Reduction Effect to GHG Emission of Applying a Carbonizing Process to the Combustible Waste Remaining after Segregated Collection of Food Waste |
著者 |
遠入野生,藤原健史 |
Authors |
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著者表記 |
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著者表記(英) |
Hiromu Ennyu and Takeshi Fujiwara |
著者勤務先名 |
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Office name |
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著者所属名 |
岡山大学 環境生命自然科学研究科 |
キーワード |
可燃ごみの炭化処理,生ごみ分別回収,エネルギー回収と炭素貯留,二酸化炭素排出削減量 |
Key Words |
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概要 |
本研究では,生ごみ分別回収済の可燃ごみについて炭化処理を検討し,炭化物のエネルギー利用と炭素貯留の2つのケースについて,二酸化炭素排出削減効果を比較した。岡山県の中山間地にある真庭市では,森林バイオマスを燃料としたバイオマス発電所が稼働中で,市では新たに生ごみやし尿を回収してメタン発酵を行なう予定である。データをもとに分別済の可燃ごみの組成,重量発熱量を,炭化物について生成量,熱量を計算した。そして,1) 従来の焼却施設で焼却,2) バイオマス発電所での混焼,3) 処分場覆土の3つのシナリオで二酸化炭素排出量を試算したところ,それぞれ7,589,6,452,5,073[t-CO2] となり,炭化物の覆土利用が最も脱炭素効果が優れていた。 |
Abstract |
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