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内容 研究発表
29巻2/3号2024年
Page 151
題名 日本における木質バイオマス燃焼灰の二酸化炭素固定能に関する調査のための物理化学的性質
Title hysicochemical Property of Woody Biomass Ash on its CO2 Capture Potential
著者 中尾泰康,池 美乃里,塩田憲司,大下和徹,高岡昌輝
Authors
著者表記
著者表記(英) Yasumichi Nakao, Minori Ike, Kenji Shiota, Kazuyuki Oshita and Masaki Takaoka
著者勤務先名 京都大学大学院 工学研究科 都市環境工学専攻
Office name
著者所属名
キーワード 木質バイオマス燃焼灰,炭酸化,元素組成,鉱物組成,炉形式
Key Words
概要 木質バイオマス燃焼灰による二酸化炭素(CO2)の固定はCO2のネガティブエミッションに貢献 する。70の木質バイオマス灰(主灰,飛灰)の元素組成,粒度,鉱物組成,理論二酸化炭素貯留容量(TSC)を調査した。主灰のメディアン径は飛灰よりも大きく,飛灰の比表面積が主灰より大きいことが示唆された。鉱物組成に関しては石英,方解石など様々な結晶構造が見られた。主灰と飛灰,炉形式を変数として,TSCを推定する式を最小二乗法により求めた。飛灰は主灰と比較して有意にTSCが高く,循環流動床炉から発生する灰は他の炉形式のものと比較して有意にTSCが高かった。
Abstract
 
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