内容 |
研究発表 |
巻 |
29巻2/3号2024年
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Page |
139
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題名 |
滋賀県西の湖における水質の変動要因の分析とアオコ発生への影響
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Title |
Analysis of the Factors that Cause Fluctuations of Water Quality and the Relationship with the Blue-green Algae Phenomenon in Lake Nishinoko, Shiga Prefecture |
著者 |
樫田健生1),佐藤圭輔2),川上奈津子3) |
Authors |
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著者表記 |
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著者表記(英) |
Kensei Kashida, Keisuke Sato and Natsuko Kawakami |
著者勤務先名 |
1)立命館大学大学院 理工学研究科修士2回生 2)立命館大学 理工学部 准教授 3)(株)日吉 分析検査部 課長代理 |
Office name |
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著者所属名 |
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キーワード |
琵琶湖内湖,水質,底質,季節変化,流入河川 |
Key Words |
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概要 |
本研究では西の湖流域の水質形成の特徴を捉えることを目的として研究を行った。流出入河川の調査や湖内の船上調査など現地調査に加え,汚濁の主因となっている窒素・リンの測定を行い,得られた結果から西の湖内部での形態変化や琵琶湖に流出する汚濁負荷の季節変動について考察した。また,近年問題となっているアオコについて,Chl-aを中心とする多変量解析を行うことで,アオコ発生への影響要因を捉えることを試みた。その結果,夏季の湖水における窒素形態の変化や,底泥によるリン供給能が確認され,アオコ発生への影響が推測された。
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Abstract |
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