内容 |
研究発表 |
巻 |
29巻2/3号2024年
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Page |
84
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題名 |
下水汚泥脱水促進に与える繊維状物質や加温方法の影響
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Title |
Effects of Heating Methods on the Enhancement of Sewage Sludge Dewatering |
著者 |
堀之内慎吾1),大下和徹1),本間亮介1),蓮中勇也2),丹 雅史3),高岡昌輝1) |
Authors |
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著者表記 |
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著者表記(英) |
Shingo Horinouchi, Kazuyuki Oshita, Ryosuke Homma, Yuya Hasunaka, Masahumi Tan and Masaki Takaoka |
著者勤務先名 |
1)京都大学大学院 工学研究科 都市環境工学専攻 2)メタウォーター(株) R&D センター 資源再生技術開発部 汚泥処理技術開発グループ 3)メタウォーター(株) 環境エンジニアリング事業本部 水環境事業部 水再生技術部 第一グループ |
Office name |
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著者所属名 |
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キーワード |
初沈濃縮汚泥,繊維状物,加温処理,遠心脱水,繊維長 |
Key Words |
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概要 |
下水汚泥の加温脱水における繊維状物の影響および加温対象の制限による影響を調査した。回収繊維や再生紙100% のトイレットペーパーを余剰濃縮汚泥に投入し加温脱水を行った結果,繊維状物による流路確保と加温による水の粘度低下によって脱水が促進される可能性が示唆された。一方,パルプ100%のトイレットペーパーでは加温効果が見られず,加温効果に繊維長が影響すると推測された。また,初沈・余剰の片方のみを加温し混合した場合,脱水ケーキの含水率低下とVTS溶出が抑制され,加温脱水において脱水時温度が重要であることが示唆された。 |
Abstract |
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