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内容 研究発表
27巻2/3号2022年
Page 119
題名 バッチ式反応器での異なる水素添加量に対するBiological Biogas Upgradingの応答
Title Response of Biological Biogas Upgrading to Different Hydrogen Addition in Batch Reactor
著者 新田大知1),大下和徹1),高岡昌輝1),日下部武敏1),伊藤竜生2),佐藤夏紀2),水野志穂3),木村克輝4),羽深 昭4)
Authors
著者表記
著者表記(英) Daichi Nitta, Kazuyuki Oshita, Masaki Takaoka, Taketoshi Kusakabe, Ryusei Ito, Natsuki Sato, Shiho Mizuno, Katsuki Kimura and Akira Hahuka
著者勤務先名 1) 京都大学大学院 工学研究科 都市環境工学専攻,2) (株)タクマ,3) 東邦ガス(株),4) 北海道大学大学院 工学研究院 環境創生工学部門
Office name
著者所属名
キーワード Power to Gas,メタン発酵,汚泥,バイオマス,Biological Biogas Upgrading
Key Words
概要 メタン発酵槽にH2を注入することでバイオガス中のCO2のメタン化が進行し,高品質化(Biological Biogas Upgrading: BBU)できることが期待されている。一方でH2の添加量がCO2に対して過剰になると,pHの上昇や有機酸の蓄積といった発酵阻害が生じる。そこで本研究では日本で発生する下水汚泥を基質としてバッチ式反応器を用いた水素添加メタン発酵を行った。投入する基質に対してH2添加量を様々に変化させ,ガス発生量やガス組成,有機酸の蓄積量を明らかにし,H2添加量130mL/g-VSin付近においてVS分解率は低下したものの,CH4収率やCH4濃度が増加し,BBUが最も進行するということを明らかにした。
Abstract
 
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