内容 |
特集:災害時における最新のモニタリングおよび予測技術〈後編〉 |
巻 |
26巻4号2022年
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Page |
54
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題名 |
住宅地に隣接した土石流危険渓流のセンシング
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Title |
Sensing of Debris Flow Dangerous Mountain Stream Adjacent to a Residential Area |
著者 |
土田 孝 1),大町正和 2),橋本涼太 3),梅本秀二 4) |
Authors |
Takashi TSUCHIDA, Masakazu OOMACHI, Ryota HASHIMOTO, Shuji UMEMOTO |
著者表記 |
1)広島大学 防災・減災研究センター,2)(株)計測リサーチコンサルタント,3)広島大学大学院 先進理工系科学研究科,4)(株)計測リサーチコンサルタント |
著者表記(英) |
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著者勤務先名 |
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Office name |
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著者所属名 |
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キーワード |
土石流,土砂災害警戒区域,自然渓流,センシング,早期避難 |
Key Words |
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概要 |
土砂災害警戒区域内にある住宅地の防災を目的として,土石流危険渓流に設置する地盤変位センサーと計測システムを開発した。さらに2018年に土石流が発生した広島県熊野町川角地区大原ハイツ上流の渓流内の5か所にセンサーを設置し,地盤変位の観測を約2年間実施してきた。この間,累積雨量322mmの豪雨においてもすべてのセンサーで有意な地盤変位は観察されなかった。計測したデータの通信に低コストであるLPWAのLoRa方式を採用したが,通信の不調による欠測が高い比率で発生したため改善を図る必要がある。 |
Abstract |
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