内容 |
特集:マイクロプラスチック汚染 |
巻 |
24巻4号2020年
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Page |
30
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題名 |
環境試料中マイクロプラスチックの調査分析方法の整理と課題
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Title |
Current Status and Issues of Sampling and Analytical Methods for Microplastics in Environmental Samples |
著者 |
亀田 豊 |
Authors |
Yutaka KAMEDA |
著者表記 |
千葉工業大学 都市環境工学科 |
著者表記(英) |
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著者勤務先名 |
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Office name |
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著者所属名 |
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キーワード |
マイクロプラスチック,調査方法,前処理方法,機器分析,精度管理 |
Key Words |
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概要 |
環境試料中のマイクロプラスチック分析は前処理と機器分析で構成される。今日,最も使用される方法は,過酸化水素やフェントン反応による酸化後,比重分離によりマイクロプラスチックを懸濁態成分から分離し,さらに検鏡によりマイクロプラスチックと思われる粒子をピッキングし,粒子ごとに機器分析により材質を同定する方法である。しかし,対象マイクロプラスチックの拡大や調査目的の多様化に伴い,新しい前処理方法や機器分析方法が開発されつつある。したがって,今後は分析精度の管理された各分析法による調査が重要となっている。 |
Abstract |
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