内容 |
特集:環境分野に於ける菌叢解析 ――分子生物学が汚泥に光を当てる―― |
巻 |
22巻4号2018
|
Page |
27
|
題名 |
環境微生物の多様性解析と未知微生物の探索,今後の展望
|
Title |
Environmental Microbiology, the Past, Present and Future |
著者 |
鎌形洋一 |
Authors |
Yoichi KAMAGATA |
著者表記 |
産業技術総合研究所 |
著者表記(英) |
|
著者勤務先名 |
|
Office name |
|
著者所属名 |
|
キーワード |
未知微生物,未培養微生物,微生物間相互作用,メタゲノム解析 |
Key Words |
|
概要 |
環境に存在する微生物が私達の想像を大きく上回るほどの多様性に満ちていることが明らかになったのは1990 年代に入ってからである。2000 年代には,次世代シークエンシング技術によって決定的なものになった。今,我々の周りには,驚くほど多様で機能未知かつ未培養の微生物が存在し,生物生態系の根幹をなしていることが分かりつつある。本稿では,環境微生物学の歴史的な台頭,そして明らかになりつつある未知・未培養微生物の実体について概説したい。 |
Abstract |
|