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内容 研究発表
22巻2/3号2017年
Page 49
題名 阿蘇海における汚濁物の底質ストック量の解明と物質収支の定量評価
Title Quantitative Evaluation of Nutrients Quantity Accumulated in the Aso Sea Sediment and its Mass Balance by the Inflow/ Outflow Volume
著者 川口 衛1),佐藤圭輔2),民田純一3)
Authors
著者表記
著者表記(英) Mamoru KAWAGUCHI 1), Keisuke SATO 2) and Jyunichi MINDA 3)
著者勤務先名 1)立命館大学大学院理工学研究科, 2)立命館大学理工学部, 3)名古屋市上下水道局
Office name
著者所属名
キーワード 閉鎖性汽水湖,現地観測,栄養塩類,物質収支,底質
Key Words
概要 閉鎖性海跡湖である阿蘇海では,周辺河川および外海からの汚濁負荷流入,湖内での物質沈降などによって,富栄養化や底質軟泥化が問題となっている。対して,覆砂やアオサ回収などが行われているが,対象域は限定され,富栄養化の根本的な解決には至っていない。新たな改善策設計のため,本稿では阿蘇海湖水と底質の性状およびリン堆積量の評価を行い,集水域からの流出入負荷を推算して,阿蘇海におけるリンの物質収支を概算した。その結果,2016-2017 年の実測調査に基づくと,阿蘇海底質には数十年分の外部負荷(リン) が堆積していると予測された。
Abstract
 
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