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内容 特集:特集新たな測定指標やセンサが拓く監視制御システム
―― 水環境分野の動向――
21巻1号2016年
Page 15
題名 フロックセンサを用いた凝集不良の早期検知
Title Anomaly Detection of Floc using a Floc Sensor of Insufficient Flocculation
著者 田中由香,久本祐資,山口太秀
Authors Yuka TANAKA, Yusuke HISAMOTO, Dabide YAMAGUCHI
著者表記 メタウォーター(株)
著者表記(英)
著者勤務先名
Office name
著者所属名
キーワード 凝集,異常検知,フロック粒径,急速ろ過,フロック形成池
Key Words
概要 浄水場の急速ろ過システムにおいて,凝集剤の注入率不足や機器故障による凝集不良を検知する手段は一般的にフロック形成池の巡回による目視と沈澱水濁度の計測値による確認である。この場合,沈澱池までの滞留時間経過後,つまり凝集不良発生から数時間後に異常に気付くことになる。そこで本研究では,吸光度の平均値と標準偏差によりフロックの粒径を測定できるフロックセンサを用いて,凝集不良の早期検知について検討した。その結果,フロック形成池の1 段目と2 段目に設置したフロックセンサから得た粒径値を用いて,凝集剤不足やpH 適正範囲からの逸脱等に起因する凝集不良を早期に検知できることが示された。
Abstract
 
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