内容 |
特集:下水資源の活用によるエネルギー創生の取り組み |
巻 |
20巻4号2016年
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Page |
35
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題名 |
下水汚泥焼却熱によるバイナリー発電
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Title |
Application of Binary Power Generation System to Sewage Sludge Incinerator |
著者 |
高岡昌輝 |
Authors |
Masaki TAKAOKA |
著者表記 |
京都大学大学院 地球環境学堂 |
著者表記(英) |
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著者勤務先名 |
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Office name |
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著者所属名 |
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キーワード |
バイナリー発電,下水汚泥焼却,オーガニックランキンサイクル,カリーナサイクル |
Key Words |
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概要 |
下水汚泥はバイオマス廃棄物の一つであり,資源として積極的に位置づけ,エネルギー利用を推進していくことが期待されている。日本においては下水汚泥の約7 割が焼却処理されていることから,焼却システムをエネルギー回収型に転換することができれば,下水汚泥のエネルギー有効利用の割合は飛躍的に増加するものと期待される。その一つの方法として,低位の熱源から発電を可能にするバイナリー発電システムが注目されている。バイナリー発電システムは,どのような中間媒体を使うか,また温熱源,冷熱源に何を使うかにより,発電容量等が変化する。本稿では,下水汚泥焼却において,温水,低圧蒸気,排ガスを温熱源とした事例を紹介する |
Abstract |
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