内容 |
特集:日本版WETを考える |
巻 |
20巻1号2015年
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Page |
5
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題名 |
海外における水環境管理へのWET 手法活用事例
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Title |
Applications of Whole Effluent Toxicity Testing to the Management of Water Environment Outside of Japan |
著者 |
山本裕史 1),新野竜大 2) |
Authors |
Hiroshi YAMAMOTO, Tatsuhiro NIINO |
著者表記 |
1)国立大学法人徳島大学総合科学部,2)(株)LSI メディエンス |
著者表記(英) |
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著者勤務先名 |
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Office name |
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著者所属名 |
1) 総合科学部, 2) 環境リスク評価センター |
キーワード |
バイオアッセイ,事業所排水,化学物質管理,全排水毒性,直接毒性評価 |
Key Words |
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概要 |
わが国でも,環境省が2009 年から米国のWhole Effluent Toxicity (WET) を参考にして,生物応答を用いた排水・環境水の評価・管理システムの導入を検討しているが,海外では欧米をはじめ韓国や台湾で法管理として導入されている。本稿では,米国のWET をはじめカナダのEnvironmental Effect Monitoring (EEM),ドイツの排水課金制度,英国のDirect Toxicity Assessment (DTA) などの欧米だけでなく,韓国や台湾における生物応答を用いた排水と放流先水域などの管理手法について紹介することによって,国内の有効な法規制の早期導入に向けた契機となることを期待する。
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Abstract |
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