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内容 特集:微小粒子状物質 ― PM 2.5を中心として ―
19巻4号2015年
Page 49
題名 廃棄物焼却炉等,都市静脈系施設からの微小粒子状物質排出傾向
Title Emissions of Particle Matter from Urban Stationary Sources Including Waste Incinerators
著者 塩田憲司 1),大下和徹 2),藤森 崇 2),高岡昌輝 2)
Authors Kenji SHIOTA, Kazuyuki OSHITA, Takashi FUJIMORI and Masaki TAKAOKA
著者表記 1) 京都大学大学院工学研究科,2) 京都大学地球環境学堂
著者表記(英)
著者勤務先名
Office name
著者所属名
キーワード 微小粒子状物質,PM2.5,固定発生源,廃棄物焼却,排出
Key Words
概要 本稿では,固定発生源のなかでも実稼動中の廃棄物焼却などの都市静脈系施設を中心に,PM2.5排出傾向の現状を紹介する。長期的な微小粒子状物質(PM2.5)への対策として,燃焼などの高温プロセスを有する人為起源への取り組みが有効と考えられる。しかし近年,国内において固定発生源からのPM2.5排出の実測による知見は少ない。廃棄物焼却施設として,都市ごみ焼却施設,都市ごみ溶融施設,および下水汚泥焼却施設,その他の施設として火葬場等それぞれの1次粒子排出傾向を紹介し,今後の課題として,2次生成粒子を含む取り組みなどを取り上げる。
Abstract
 
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