内容 |
研究発表 |
巻 |
19巻2/3号2014年
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Page |
187
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題名 |
マレーシア・ジョホール州における煙霧の連続観測と越境輸送の数値シミュレーション
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Title |
Continuous Monitoring of Haze and Simulation of Trans-boundary Pollution at Johor, Malaysia |
著者 |
倉田学児,倉本直哉,妹尾 賢,Pichnaree Lalitaporn,松岡 譲 |
Authors |
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著者表記 |
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著者表記(英) |
Gakuji KURATA, Naoya KURAMOTO, Ken SENOO, Pichnaree LALITAPORN and Yuzuru MATSUOKA |
著者勤務先名 |
京都大学大学院工学研究科 都市環境工学専攻 |
Office name |
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著者所属名 |
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キーワード |
森林火災,煙霧,PM2.5,越境輸送,シミュレーション |
Key Words |
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概要 |
マレーシアやシンガポールでは,例年6月〜10月にかけてインドネシア・スマトラ島の森林火災を起源とする深刻な煙霧に悩まされており,その健康影響や社会影響が問題となっている。本稿では,マレーシア・ジョホール州における煙霧を含めた大気汚染の長期トレンドを分析するとともに,現地における粒子状物質(PM)の連続観測データとモデルシミュレーションによって,越境輸送の状況を明らかにした。2013年6月に観測されたインドネシア・スマトラ島の森林火災起源の煙霧について,人工衛星データを利用して火災起源の排出量データを作成して数値シミュレーションを行い,現地での観測データと比較した結果,越境輸送の状況は再現することができたものの,ピークの濃度の発生時期にズレが生じた。 |
Abstract |
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