内容 |
研究発表 |
巻 |
19巻2/3号2014年
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Page |
158
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題名 |
前凝集−膜ろ過プロセスにおけるナノフロックが不可逆的膜ファウリングの進行に及ぼす影響
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Title |
Relationship between Potential of Irreversible Fouling and Trend in Nano Flocs Formed in Coagulation Process |
著者 |
丁 青 1),山村 寛 1),村田直樹 2),青木伸浩 2),米川 均 2),渡辺義公 1) |
Authors |
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著者表記 |
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著者表記(英) |
Qing DING, Hiroshi YAMAMURA, Yoshimasa WATANABE, Naoki MURATA, Nobuhiro AOKI, Hitoshi YONEKAWA |
著者勤務先名 |
1) 中央大学大学院, 2) メタウォーター (株) |
Office name |
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著者所属名 |
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キーワード |
ナノフロック,ゼータ電位,不可逆的膜ファウリング |
Key Words |
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概要 |
凝集と膜ろ過を組み合わせた新たな浄水システムにおいて,不可逆的膜ファウリング(I. F.)の抑制が求められている。本研究では,サブマイクロ粒子のゼータ電位(Z. P.)に着目し,凝集剤注入率とpHがマイクロフロック(mF:>0.5 μm)及びナノフロック(nF:<0.5 μm)のZ. P. に及ぼす影響について検討する。本研究により,サイズよりフロックのZ. P.が異なることを解明した。特に,I. F. に関与するnFは低pH (5.0〜5.5) 範囲で中和され,凝集-膜ろ過ハイブリッドシステムにおいて,nFのZ. P. が−5mV付近で,PVDF膜のI. F. の進行度が最小となることが明らかになった。 |
Abstract |
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