内容 |
研究発表 |
巻 |
18巻2/3号2013年
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Page |
54
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題名 |
高速移床式脱窒ろ過器における有機物注入制御とその効果
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Title |
Methanol Injection Control System of Denitrification-type High Speed Sand Filtration |
著者 |
福沢正伸1),土井知之1),和田直也2),日下部武敏2),清水芳久2) |
Authors |
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著者表記 |
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著者表記(英) |
Masanobu FUKUZAWA 1), Tomoyuki DOI 1), Naoya WADA 2), Taketoshi KUSAKABE 2) and Yoshihisa SHIMIZU 2) |
著者勤務先名 |
1)(株)タクマ水処理技術部, 2)京都大学大学院工学研究科附属流域圏総合環境質研究センター |
Office name |
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著者所属名 |
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キーワード |
急速ろ過,脱窒ろ過法,生物学的窒素除去,高速移床式脱窒ろ過器 |
Key Words |
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概要 |
閉鎖性水域の水質改善を目的とした窒素規制への対応として,下水処理場では水処理への生物学的硝化脱窒法の導入が進められている。同法は標準活性汚泥法と比べて滞留時間が長いため広い用地が必要となるが,都市部では用地を確保できない狭小な下水処理場が少なくない。演者らは,省スペースでSS・窒素を高度に同時除去が可能である高速移床式脱窒ろ過器を用いて実証試験を実施した。その結果,原水(終沈越流水) の硝酸性窒素と溶存酸素濃度をオンライン測定し,有機物(メタノール) 注入制御を行うことで,目標水質の達成と経済的な運転が可能であることを確認した。 |
Abstract |
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