内容 |
研究発表 |
巻 |
17巻2/3号2012年
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Page |
177
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題名 |
多波長励起蛍光光度計の開発
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Title |
In Situ Multi-Excitation Chlorophyll Fluorometer for Phytoplankton Measurements |
著者 |
吉田光男,長澤泰宏 |
Authors |
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著者表記 |
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著者表記(英) |
Mitsuo Yoshida and Yasuhiro Nagasawa |
著者勤務先名 |
JFE アドバンテック(株) |
Office name |
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著者所属名 |
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キーワード |
蛍光光度計,蛍光励起スペクトル,植物プランクトン,有害藻類ブルーム |
Key Words |
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概要 |
植物プランクトンの種組成測定は,赤潮による漁業被害や生態系監視に不可欠である。種組成測定として歴史的な手段は顕微鏡観察であるが,測定に多大な時間と技術を要する。そこで,種組成を時空間的高密度に測定する技術が要求されている。多波長励起蛍光光度計は,植物プランクトン群集の蛍光励起スペクトルを測定する現場観測型装置である。測定結果は重回帰分析により種組成推定に応用できる。本開発では,海洋から湖沼,ダムにわたる観測環境を想定し,測定に影響を与える環境因子への対策を行った。本稿では測定の原理と性能を示す。 |
Abstract |
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