内容 |
研究発表 |
巻 |
17巻2/3号2012年
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Page |
63
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題名 |
光散乱を用いた微生物群の構成比のモニタリング
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Title |
Evaluation of Bacterial Community Composition by Optical Properties Measurement |
著者 |
吉岡雅也1),本多典広1),長塩尚之2),粟津邦男1) |
Authors |
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著者表記 |
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著者表記(英) |
Masaya Yoshioka, Norihiro Honda, Naoyuki Nagashio and Kunio Awazu |
著者勤務先名 |
1)大阪大学,2)日新電機(株) |
Office name |
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著者所属名 |
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キーワード |
廃水処理,微生物群構成比,近赤外光,光学特性値,部分的最小2乗回帰分析 |
Key Words |
wastewater treatment, optical properties measurement, activated sludge process, bacterial community composition |
概要 |
活性汚泥中の微生物群の構成比のモニタリングを目的として,非接触・連続計測法として近年注目されている近赤外光(1〜2μmの波長範囲)を用いた光散乱計測手法の適応可能性に付き検討した。活性汚泥の簡易モデルとして大腸菌,および酵母の混合液を用い,独自に開発した光学特性算出システム,および多変量解析を用いて各菌濃度の検量線を作成した。結果,大腸菌,および酵母濃度を体積分率1%まで定量できた。本法により近赤外光の光散乱を用いた,活性汚泥中の微生物群の構成比のモニタリングの可能性が見出された。
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Abstract |
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