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内容 論文
17巻2/3号2012年
Page 11
題名 下水処理場運転計画支援システムの開発
Title The Developmentof SupportSyst em for Operation Plan in Sewage Treatment Plant
著者 福嶋俊貴1),宗宮 功2)
Authors Toshiki Fukushima1) and Isao Somiya2)
著者表記 1)メタウォーター(株) R & D センターR & D 企画部,
2)京都大学名誉教授・龍谷大学名誉教授
著者表記(英) 1)Metawater Co., Ltd., 2) Emeritus Professor of Kyoto University
著者勤務先名
Office name
著者所属名
キーワード 下水処理場,機能評価,水質,省エネ,窒素除去原単位
Key Words sewage treatment plant, performance evaluation, water quality, electricity saving, nitrogen removal marginal value
概要 昨年(2011年) 夏の電力供給の逼迫により,下水処理場ではある程度の処理水質の悪化も許容した節電運転がなされた。そこで,処理水質と電力使用量を総合的に評価する下水処理場機能評価システムを活用して,従来の処理水質を維持する「通常モード」,平均値で処理水質の目標値を達成し節電を追求する「省エネモード」と処理水質の最大値でも目標水質を達成する「水質優先モード」を有する運転計画支援システムを開発しモデル処理場を対象として各モードの適用性を検討した。下水処理量48,000 m3/日の循環式硝化脱窒法のモデル処理場を対象とし,流入水量・水質の変動パターンとして与えた流入負荷に対応する制御設定値の時間単位での設定により,各モードの効果を定量的に評価した。合せて複数系列の水処理での分配制御の効果についても検討した。 循環率を100% で24 時間一定とした通常モードに対し,省エネモードで一部時間帯の循環率を40%とすることにより処理水T-N は1mg/L 程度悪化するものの1.1% の使用電力量の削減が期待された。水質優先モードでは循環率を10〜80% 増加させることによりすべての時間で水質目標10mg/L を達成できたが,使用電力量は0.4% の増加となった。系列間調整として1系;循環法,2系;標準法の処理場で処理分配率を変化させたところ,1系で55% 処理するケースが窒素除去原単位(= 使用電力量/窒素除去量) 22.59 kWh/kgで最も効率的と計算された。
Abstract We developed a performance evaluation system for sewage treatment plant which we evaluated the water quality of effluent and energy consumption for the whole sewage treatment plant generally. In last summer, the sewage treatment plant was operated with some aggravation permitted due to the stringency of the power supply. So, We developed the support system for operation plan which consists of electricity saving mode which pursues reduction of power consumption while deteriorating the effluent quality within the target water quality and normal mode which maintains the conventional effluent quality and water quality mode which achieves the water quality target always.. We evaluated the effect of three modes quantitatively by at the time of the control set point corresponding to the inflow load that we gave as a change of the inflow pattern at model sewage treatment plant.
 
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